アイナグルエジェと合流、ようやくイミグレへ。
5時間待たされた私達、もうすでにクタクタ。
イミグレのカオスを抜けきるのに、さらになんと2時間。寒い中の行列はキツイ。
まだキルギスから1歩しか出てないのに、すでにこの疲労。
そこからアルマタへ3時間のドライブ。着いたのは・・・ザ・旧ソ連ホテル。
一人1200円と、物価の高いカザフにしては低価格すぎて覚悟はしていたのですが。
ビシュケクでも泊まったことないようなひどいクオリティのホテル。
しかも、なぜか部屋がない。3人部屋にマットレスを引き、5人で寝ることに。
(このツアー、エジェ3人+私+ボランティア仲間1人の計5人)
シャワーもボロボロ、トイレ流れない。部屋はほこりっぽい。
大都市アルマティにいるのに・・・!
もう、なんでもいいです、とりあえず横になりたい。
最後の力を振り絞って、近くのファストフードで夜ご飯。(アルマティ物価高い)
ほこりっぽいマットレスでようやくおやすみなさい。気分は出稼ぎ労働者。
翌日、博物館のフェアへ。私たちに与えられた時間は2日間。
カザフ、ウズベク、キルギス、タジク・・・などの民芸品が集合しなんだか良い感じです!
ここは物価が高いので、キルギスの2~3倍の値段をつけちゃいます。

しかし、待てども待てども、客が来ない。石鹸、売れない。
予想はしてたんですけど。値段を下げて売ったりしつつ頑張る。そしてついに・・・
エジェ達、「もうさ、帰ろうよ。」(2回目)
えーーーーーーーーーーー
せっかく来たし、アルマタ何も見てないし、まだ何も売ってないじゃん!
エジぇ「ここもう売れないからさ、ビシュケクで営業して帰ろう。
この売れ残り抱えて帰るの、他のメンバーに恥ずかしい(ウヤット)よ。」
私「違う!売れないのは仕方ない、けど、お客さん来ても椅子に座ったまま睨みつけるだけじゃ、ダメ!それはウヤット(恥ずかしい)!どうぞ~って言って、これはこんな石鹸なんですよ、って説明しなきゃ。最初っから諦めてるのは、ダメ!ウヤット!」
今だ。と思い、私も意を決してエジェたちに説教。
いつもの逆ギレ来るか・・・?と思いきや、しゅん、となるエジェ達。
説教が少しは心に響いたのか、その後、態度を改め頑張ってくれました。

結局、石鹸はあまり売れませんでした。
でもエジェ達が少しやる気を出してくれたのがうれしかった。
ご褒美にみんなで日本食的なものを食べ、少しアルマティを観光。
地下にあるショッピングモールのキラキラにテンションが上がるエジェ達。
アクエリウムやはく製や色んなものの前で記念撮影。
スーパーでカザフワインを買って、アルマティを去りました。
ビシュケクに着いた時のエジェたちのホッとした顔といったら。
(私たちのほうが何十倍もホッとしたのは言うまでもありません。)
どっっと疲れたアルマタ3日間でしたが、行って帰って来たことが収穫でした。
初めてのエジェとのお泊り旅行も新鮮でした。下着姿で寝るエジェ達、セクシー。
また思い出が一つ増えました。もう二度と行きたくないけど。
休憩時間にタクシーを走らせて行ったKFC(キルギスにないもの)
スポンサーサイト