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お葬式その2

キルギスの村では、亡くなってから3日目に埋葬をするそうです。
私たちは同僚みんなで、翌日の朝に弔問しました。
女性は頭にスカーフを巻いて。私もこの日はスカーフを巻きました。

向かう道、村人がいっぱい歩いています。
家が近づいて来ると、うめき声のような泣き声が聞こえてきます。
それから、立派な馬と牛が車で運ばれてどこかからちょうど到着したところでした。
いまから捌かれて死んでしまうんだ、と思うと見ていて少し胸が痛む・・・
家の前にはボズユイという移動式住居が建っていました。

ボズユイ

ボズユイ、こんなやつです。これは別の機会にお祭りで撮った写真。

ボズユイの前には親族の男たちが木の棒に突っ伏して立って、
「アター、アター(お父さん、お父さん)」といって泣いています(泣き真似でもある)。
ボズユイの中には女性たちがいました。

遺族にはなんと声をかけたらいいの?と一緒にいたエジェに聞くと、
「何も言わないで、頬にキスをしてあげてね。」と言われました。
(キルギスでは普段から頬にキスして挨拶する習慣があります。)

ボズユイの中には親族と弔問客の女性がぎゅうぎゅう詰めになっていました。
弔問客は並んで座っている親族の女性たちにキスをしてまわっています。
私もみんなについて、キスして回りました。
最後のほうには娘さんなど、より故人に近しい人たちが本気で泣いていて、
泣いている人の頬にキスをするときは、なんだかこちらまで泣いてしまいそうに。
形式的な言葉をかけるのでなく、何も言わずに頬にキスをするのは、
「元気だしてね」
って無言で伝えているようで、なんだかいいな、と思いました。

ちなみにそのボズユイの中には布で見えないように隠して遺体が置かれていたそう。
夏は少し臭うこともある・・・そうです。

そのあとおうちに上がって、チャイ(お茶)をいただき、働いているMエジェにも挨拶。
やっぱり忙しそうにしているので、サラダ作りを少し手伝うことに。
外の台所に向かうと、家族や近所の人や友人たちがせっせとパンを焼いて、ボルソックを揚げていました。
男の人たちは、サモールと呼ばれる炭で沸かすポットでお茶のためのお湯を沸かしていたり、馬や牛を捌く準備をしていたり。

サモール

お湯を沸かすサモールと働く男たち。

私たちは、サラダ用の大量のキャベツや人参、にんにくを刻んでから失礼しました。
(翌日の埋葬には街に出る用事もあったため参加できず・・・)

葬儀屋が関わらないお葬式には、親戚やご近所さんや友人たちが当たり前のようにボランティアをしていて、村全体で遺族を支えている様子がとても印象に残りました。
そのためには普段からの関係づくりが必要で、とっても面倒で窮屈でもある反面、
困っている時には当たり前に助け合える関係というのはやっぱり素敵だと思いました。
こんな風景を目にする度にいつも、村の人一人一人をすごく、尊敬してしまいます。
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